Vol.1 自分の肌をよく知り、あなたに合ったスキンケアを。

自分の肌をよく知ろう

スキンケアを語る前に、一番大事なのは「自分の肌を知ること」。でも実は、多くの人が自分の肌がどんなタイプなのか、正しく理解していないと言われています。ここでは、肌の基本構造から、肌タイプが決まる理由、季節による変化、そして代表的な肌質の特徴まで、まとめました。

■ 皮膚の構造と役割

皮膚は大きく分けて 皮脂膜・表皮・真皮・皮下組織 の4つから構成され、それぞれが異なる役割をもっています。

● 皮脂膜

微酸性（pH 5.6〜6.2）に保たれた天然のバリア膜。
皮脂腺と汗腺の分泌物が混ざって形成される。

● 表皮層

表皮はさらに4つの層で構成される：

基底層：新しい肌細胞（ケラチノサイト）が生まれる場所。
有棘層：細胞同士がしっかり連結され、外的刺激に対抗する。
顆粒層：NMFのもととなる成分を生成。
角質層：核を持たない角質細胞が重なった最外層。水分蒸発を防ぐ「天然の保湿フィルム」。

細胞は基底層で生まれて徐々に上へ押し上げられ、約 28日周期で角質となり、最終的に剥がれ落ちていく（ターンオーバー）。

● 真皮

皮膚の 90〜95％の厚さを占める層。
神経、汗腺、皮脂腺、毛嚢、血管が存在。
コラーゲン（Ⅰ型・Ⅲ型）とエラスチンが網目状に構成され、肌のハリ・弾力を支える。

● 皮下組織

脂肪や繊維で構成される柔らかい層。
外部の衝撃を吸収し、内臓を保護。
脂肪により体温調節の役割も担う。

■ 肌タイプを決める大きな要因

肌質に影響を与える最も大きいポイントは、

① 皮脂の分泌（皮脂膜）

② 表皮の保湿力（角質の厚さ／NMF／細胞間脂質）

この2つのバランスによって、乾燥するのか、テカりやすいのか、あるいは混合型になるのかが決まります。

■ 肌質は変化する？

はい、変わります！

肌質は先天的（遺伝）による部分もありますが、

環境
気候
年齢
食生活
ホルモンバランス
薬の服用
など後天的な要因によって大きく変化します。

「昔は脂性肌だったのに今は乾燥する」などはよくあることです。今のご自身の肌状態に向き合って、スキンケアを選ぶことが重要です。

■ 季節による肌変化

季節の変わり目で肌がゆらぐのは、紫外線・温度・湿度・風などが大きく影響しているからです。

● 夏の肌

強い紫外線により赤み・日焼け・肌荒れを起こすことも
皮脂腺・汗腺の分泌が活発になり、ベタつきやすい

● 冬の肌

温度・湿度の低下により乾燥が進む
角質層の水分量が10%以下になると乾燥・かゆみ・粉吹きが起こる
「冬季の湿疹」は皮脂膜の不十分さと角質の乾燥が原因

季節に応じてスキンケアを変えることも、健やかな肌を維持するために欠かせません！

■ 肌タイプ別の特徴

肌タイプ	特徴
中性肌（ノーマル）	水分と油分のバランスが理想的。キメが整っており、トラブルが出にくい。季節変化にも比較的強い。
乾燥肌	皮脂・水分がともに不足。つっぱり、粉吹き、細かいシワが出やすい。角質層の保湿機能が弱まりやすい。敏感になりやすい傾向も。
脂性肌（オイリー）	皮脂分泌が活発で、テカりやすい。毛穴詰まり・黒ずみ・ニキビが出やすい。Tゾーンが特に油っぽくなることが多い。
混合肌	Tゾーンは脂性、頬やUゾーンは乾燥という「油水バランスのアンバランス」。部分的にケアを変える必要がある。
敏感肌	刺激に反応しやすい。赤み・かゆみ・ヒリつきが出やすく、季節や環境変化に影響を受けやすい。バリア機能が低下しがち。

■ DU.WUのスキンケアの選び方

DR.WUはすべてのシリーズが敏感肌にも使えるよう設計されていますが、目的別・肌タイプ別で最適なラインが異なります。ここでは4つの主要シリーズの特徴と、肌質に合わせた選び方をご紹介します。

● ヒアルコンプレクスシリーズ

DR.WUを代表する高保湿ライン。
複合ヒアルロン酸が角質層のすみずみまで水分を届ける。
肌のバリア機能をサポートし、乾燥・ゆらぎ肌に最適。
敏感肌・乾燥肌に特におすすめ。

● マンデリックシリーズ

マンデル酸が角質ケア・毛穴ケアをやさしく行うシリーズ。
AHAの中でも刺激が比較的少なく、敏感肌でも使いやすい。
くすみ・ざらつき・毛穴詰まりの改善に効果的。

● エイジバーサルシリーズ

エイジングケアに特化した高機能シリーズ。
レチノール代替成分やペプチドを配合し、ハリ・弾力・小ジワをケア。
敏感肌でも使えるよう処方が調整されているのが特徴。

● グルタライトシリーズ

美白・色ムラ改善に特化。
グルタチオン誘導体が透明感を引き出し、紫外線ダメージによるくすみにアプローチ。
シミ・色素沈着が気になる人に最適。

■ 肌タイプ別：おすすめのDR.WUシリーズ

肌タイプ	おすすめライン	point
中性肌	ヒアルコンプレクス / グルタライト	全体のバランスが良いので、保湿＋美白の組み合わせで健やかな肌をキープ。
乾燥肌	ヒアルコンプレクス/エイジバーサル	最も保湿力に優れ、刺激が少ないため乾燥によるゆらぎに対応。ハリが気になり始めた方にはエイジバーサルシリーズでリッチな潤いを。
脂性肌	マンデリック	皮脂・毛穴ケアをしつつ刺激が少ない酸で、脂性肌特有のざらつきを改善。
混合肌	ヒアルコンプレクス＋マンデリック	乾燥部分はヒアル、Tゾーンにはマンデリックで部分ケアが相性◎。
敏感肌	ヒアルコンプレクス	もっとも低刺激で保湿に優れ、季節のゆらぎにも対応しやすい。DermLabシリーズの美容液をプラスするのもおすすめ。

■ +αのお悩みには？

DR.WUは全ラインが敏感肌向け。まずは肌質にあったスキンケアで、肌を落ち着かせることが大切です。大きな揺らぎが落ち着いた後、お肌悩みに合わせて、DermLabシリーズの美容液をプラスするのがおすすめです。

DermLabの特徴：

医療レベルの皮膚科学に基づいた集中ケア美容液ライン
肌悩み（赤み・乾燥・毛穴・くすみ・エイジング）にピンポイントでアプローチ
敏感肌でも使いやすい処方

● 組み合わせ例

乾燥＋敏感：ヒアルコンプレクス化粧水＋ダーマラボバイオナノセラミド2% NMF15%
赤み・ヒリつき：ヒアルコンプレクス化粧水＋ダーマラボシカ1% リコリス(甘草エキス)2%
毛穴＋敏感：マンデリックシリーズ+ダーマラボレスベラトロール（ポリフェノール）3% エクトイン（アミノ酸）0.5%
美白したい敏感肌：ヒアルコンプレクス＋ダーマラボナイアシンアミド10% パンテノール1%

自身の肌と向き合い、お肌に合わせたスキンケアでより健やかな毎日をお送りください。